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はかま
ふりがな文庫
“はかま”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
ハカマ
語句
割合
袴
97.4%
褌
1.6%
裙
0.4%
裙子
0.2%
下袴
0.2%
葉鞘
0.2%
袴腰
0.2%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
袴
(逆引き)
一とわたり祈祷がすむと、先達の女房でお
万
(
まん
)
という四十女が、黒ずくめの品の良い様子で、
緋
(
ひ
)
の
袴
(
はかま
)
の少女に案内させて出て来ました。
銭形平次捕物控:088 不死の霊薬
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
はかま(袴)の例文をもっと
(50作品+)
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褌
(逆引き)
翁が検めみると獣の
蝨
(
だに
)
が五六ぴき
褌
(
はかま
)
の上から取り付いていた。猪の相撲場の土には親猪が蝨を落して行ったのだった。
富士
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
はかま(褌)の例文をもっと
(9作品)
見る
裙
(逆引き)
これも
半白
(
はんぱく
)
の頭で
襤褸
(
ぼろ
)
の著物の下に襤褸の
裙
(
はかま
)
をつけ、壊れかかった
朱塗
(
しゅぬり
)
の丸籠を提げて、外へ銀紙のお宝を吊し、とぼとぼと力なく歩いて来たが、ふと華大媽が坐っているのを見て
薬
(新字新仮名)
/
魯迅
(著)
はかま(裙)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
裙子
(逆引き)
うす寒げな白の
袗衣
(
うわぎ
)
に、
紅羅
(
あか
)
い
裙子
(
はかま
)
の
裳
(
も
)
を曳き、
白粉
(
おしろい
)
痩せは、その頬に見えるだけでなく、肩にも弱々しげな
翳
(
かげ
)
がある。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
婆惜はいちど起き直って、
薄衣
(
うすもの
)
を解き、
裙子
(
はかま
)
のひもから下の物まで脱いで、蒲団を払い
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
はかま(裙子)の例文をもっと
(1作品)
見る
下袴
(逆引き)
男女
(
ふたり
)
は狼狽して、寝台の
上
(
う
)
わ
掛
(
がけ
)
を
刎
(
は
)
ねのけた。
金蓮
(
きんれん
)
は白い
脛
(
はぎ
)
もあらわに、
下袴
(
はかま
)
を
穿
(
は
)
く。
裳
(
も
)
の
紐
(
ひも
)
を結ぶ。男の西門慶も度を失って、彼にも似気なく、寝台の下へ四ツん這いに這い込んで行くしまつ。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
はかま(下袴)の例文をもっと
(1作品)
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葉鞘
(逆引き)
柄本に
葉鞘
(
はかま
)
があるがこれがこの属する傘形科の特徴である。花は白くて小さく夏に咲いて傘形花穂を成し、花後に小さい実が集り熟し落ちると仔苗が生ずる。
植物記
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
はかま(葉鞘)の例文をもっと
(1作品)
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袴腰
(逆引き)
こひと、
寧子
(
ねね
)
は、又右衛門の左右から、
衣紋
(
えもん
)
よ、
袴腰
(
はかま
)
よと、手を添えた。
新書太閤記:02 第二分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
はかま(袴腰)の例文をもっと
(1作品)
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