トップ
>
薄衣
ふりがな文庫
“薄衣”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
うすぎぬ
63.6%
うすもの
22.7%
うすぎ
4.5%
うすごろも
4.5%
ヴェール
4.5%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うすぎぬ
(逆引き)
「ピイピイ笛の
麦藁
(
むぎわら
)
ですかえ、……あんな事を。」と、むら雲一重、
薄衣
(
うすぎぬ
)
の晴れたように、嬉しそうに打微笑む、月の眉の気高さよ。
日本橋
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
薄衣(うすぎぬ)の例文をもっと
(14作品)
見る
うすもの
(逆引き)
夏の薄い几帳越しに人のみじろぐのが暗い中にもよく感じられるのであった。静かに起きて、
薄衣
(
うすもの
)
の
単衣
(
ひとえ
)
を一つ着ただけでそっと寝室を抜けて出た。
源氏物語:03 空蝉
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
薄衣(うすもの)の例文をもっと
(5作品)
見る
うすぎ
(逆引き)
甚だしき
飢
(
き
)
や
飽
(
はう
)
や、浴後の
薄衣
(
うすぎ
)
や、皮膚の不潔や、すべて病因たることは、盡く自己の判斷と、他の批判と、即ち一個的及び相互的の注意によつて、之を避けねばならぬ。
努力論
(旧字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
薄衣(うすぎ)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
うすごろも
(逆引き)
かくて明治三十二年七月わが小説『
薄衣
(
うすごろも
)
』と題せし一篇柳浪先生合作の名義にて初めて『文芸倶楽部』の誌上に掲げられたり。
書かでもの記
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
薄衣(うすごろも)の例文をもっと
(1作品)
見る
ヴェール
(逆引き)
それはごく薄い、やっと見えるか見えないぐらいの、
薄衣
(
ヴェール
)
のようなものだったが、しばし悲しい
烙
(
やき
)
印の跡を、覆うているかのように見えた。
潜航艇「鷹の城」
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
薄衣(ヴェール)の例文をもっと
(1作品)
見る
薄
常用漢字
中学
部首:⾋
16画
衣
常用漢字
小4
部首:⾐
6画
“薄衣”で始まる語句
薄衣揚
検索の候補
薄衣揚
薄戦衣
薄法衣
“薄衣”のふりがなが多い著者
横瀬夜雨
泉鏡太郎
小栗虫太郎
紫式部
泉鏡花
幸田露伴
上田敏
国枝史郎
吉川英治
久生十蘭