“裙”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
すそ86.0%
もすそ9.3%
はかま4.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また繰返しながら、蓑の下の提灯は、ほらの口へ吸わるる如く、奥在所の口を見るうちに深く入って、肩からすそへすぼまって、消えた。
遺稿:02 遺稿 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
女は年のころ十七、八で、あおい袖、あかもすそきものを着て、いかにもしなやかな姿で西をさしてしずかに行き過ぎました。
店の看板女房は、厚化粧して、緑紗りょくしゃ袍衣うわぎに、真紅しんくはかまを着け、ブ毛の光る腕首には、黄金の腕輪をめたりなどしているジプシーのような女だった。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)