“裙袂”の読み方と例文
読み方割合
すそたもと100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
して、ばあさんのみせなりに、おうら身体からだむかふへ歩行あるいて、それが、たにへだてたやま絶頂ぜつちやうへ——湧出わきでくも裏表うらおもてに、うごかぬかすみかゝつたなかへ、裙袂すそたもとがはら/\と夕風ゆふかぜなびきながらうすくなる。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)