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まえぶれ
ふりがな文庫
“まえぶれ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
前触
68.4%
前令
10.5%
予告
5.3%
前兆
5.3%
前振
5.3%
前駆
5.3%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
前触
(逆引き)
帳場のぼんぼん時計が、
前触
(
まえぶれ
)
に
鍋
(
なべ
)
に物の焦げ附くような音をさせて、
大業
(
おおぎょう
)
に打ち出した。
留所
(
とめど
)
もなく打っている。十二時である。
青年
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
まえぶれ(前触)の例文をもっと
(13作品)
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前令
(逆引き)
雨の
前令
(
まえぶれ
)
の穏かさ! 草の葉を
戦
(
そよ
)
がす風もない。何んとむしむしと暑いのだろう。旅人一人通っていない。
神州纐纈城
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
まえぶれ(前令)の例文をもっと
(2作品)
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予告
(逆引き)
かの山木に向かい近きに起こるべき活劇の
予告
(
まえぶれ
)
をなして、あらかじめ祝杯をあげけるなり。
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
まえぶれ(予告)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
前兆
(逆引き)
また、前の年の秋頃から、時々、浅間山が噴火し、江戸の市中に
薄
(
うっ
)
すらと灰を降らせるようなこともあったので、
旁々
(
かたがた
)
、何か天変の起る
前兆
(
まえぶれ
)
でもあろうかと、
恟々
(
きょうきょう
)
たるむきも少くなかった。
平賀源内捕物帳:萩寺の女
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
まえぶれ(前兆)の例文をもっと
(1作品)
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前振
(逆引き)
◯しかるにかくの如き
前振
(
まえぶれ
)
を以て
勿体
(
もったい
)
らしく説き出されし真理なるものは、何ら貴きものでないのである。
ヨブ記講演
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
まえぶれ(前振)の例文をもっと
(1作品)
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前駆
(逆引き)
この古い家のしんとした空気は、
暴風雨
(
あらし
)
のくる
前駆
(
まえぶれ
)
に似ている。……それもよかろう、土肥家の
根太
(
ねだ
)
も古すぎた。
松のや露八
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
まえぶれ(前駆)の例文をもっと
(1作品)
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