“訴訟”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そしょう53.8%
そしよう23.1%
うつたへ7.7%
あらそい7.7%
そせう7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
農村に於ける訴訟そしょう事件といえば全国大概似たようなもので、親友とか縁者から田畑とか金をかりて心安だてに証文を渡さなかったのをよいことに
土の中からの話 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)
我当局の忌違きゐに触れん事疑なきの文字少からず。出版当時有名なる訴訟そしよう事件を惹起じやくきしたるも、また是等艶冶えんやひつるゐする所多かりし由。
伯父九郎兵衞惣内の母諸共はゝもろとも九助が仕業しわざなりと訴訟うつたへ出しに依て召捕めしとられ晝夜拷問がうもんつよきにより九助は是に堪難たへがたおのれとがならぬ事を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
何か地面訴訟あらそいがあって、双方お上へバンショウ(訴訟の意)した際、絵馬屋は旧家のこと故、古証文を取り出し、これは梶原かじわらの絵馬の註文書でござりますと差し出した処