“訴訟所”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うつたへじよ50.0%
うつたへしよ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
願ひ上ますとて少しも動（うご）かざれば門番の者も止（やむ）を得ず此事を訴訟所（うつたへじよ）へ屆（とゞ）け門内へ入置て町所家主の名前等を
大岡政談 (旧字旧仮名) ／ 作者不詳(著)
お梅に持（もた）せ平兵衞同道にて奉行所の屋敷（やしき）近邊（きんぺん）まで附添行（つきそひゆき）那（あ）の門より這入（はいれ）と教へて立歸りしかばお梅は素足（すあし）に成りて奉行所の門より訴訟所（うつたへじよ）へ行き御願ひ申上ますと云ふに役人是を聞（きゝ）町役人を
大岡政談 (旧字旧仮名) ／ 作者不詳(著)
同道して南町奉行所へ訴へ出でたりけり然（され）ば訴訟所（うつたへしよ）にて一通り尋ねの上（うへ）白洲へ呼び入れられ大岡殿出座（しゆつざ）あつて七右衞門并に駕籠舁（かごかき）久七の申す旨（むね）を
大岡政談 (旧字旧仮名) ／ 作者不詳(著)