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昔堅気
ふりがな文庫
“昔堅気”の読み方と例文
読み方
割合
むかしかたぎ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むかしかたぎ
(逆引き)
母は
昔堅気
(
むかしかたぎ
)
の教育を受けた婦人の常として、家名を揚げるのが子たるものの第一の
務
(
つとめ
)
だというような考えを、何より先に
抱
(
いだ
)
いている。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
サアお
出
(
いで
)
だというお
先布令
(
さきぶれ
)
があると、
昔堅気
(
むかしかたぎ
)
の百姓たちが一同に
炬火
(
たいまつ
)
をふり
輝
(
て
)
らして、
我先
(
われさき
)
と二里も三里も
出揃
(
でぞろ
)
って、お
待受
(
まちうけ
)
をするのです。
忘れ形見
(新字新仮名)
/
若松賤子
(著)
これは年が少し違うのと、父が
昔堅気
(
むかしかたぎ
)
で、長男に最上の権力を塗りつけるようにして育て上げた結果である。
行人
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
昔堅気(むかしかたぎ)の例文をもっと
(6作品)
見る
昔
常用漢字
小3
部首:⽇
8画
堅
常用漢字
中学
部首:⼟
12画
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
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