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むかしかたぎ
ふりがな文庫
“むかしかたぎ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
昔気質
80.0%
昔堅気
13.3%
旧気質
2.2%
昔形気
2.2%
昔氣質
2.2%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
昔気質
(逆引き)
耄碌
(
もうろく
)
したと自分ではいいながら、若い時に
亭主
(
ていしゅ
)
に死に別れて立派に
後家
(
ごけ
)
を通して後ろ指一本さされなかった
昔気質
(
むかしかたぎ
)
のしっかり者だけに
或る女:2(後編)
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
むかしかたぎ(昔気質)の例文をもっと
(36作品)
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昔堅気
(逆引き)
サアお
出
(
いで
)
だというお
先布令
(
さきぶれ
)
があると、
昔堅気
(
むかしかたぎ
)
の百姓たちが一同に
炬火
(
たいまつ
)
をふり
輝
(
て
)
らして、
我先
(
われさき
)
と二里も三里も
出揃
(
でぞろ
)
って、お
待受
(
まちうけ
)
をするのです。
忘れ形見
(新字新仮名)
/
若松賤子
(著)
むかしかたぎ(昔堅気)の例文をもっと
(6作品)
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旧気質
(逆引き)
御本宅は大勢様、奉公人も十人の上
遣
(
つか
)
っておりましたが、新宅は旦那様に奥様、奉公人といえば
爺
(
じい
)
さんが一人と、其処へ私が参りましたから、合せて四人暮。御本宅は
旧気質
(
むかしかたぎ
)
の土地風。
旧主人
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
むかしかたぎ(旧気質)の例文をもっと
(1作品)
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昔形気
(逆引き)
その居宅は田鶴見子爵の邸内に在りて、裏門より
出入
(
しゆつにゆう
)
すべく、
館
(
やかた
)
の側面を負ひて、横長に三百坪ばかりを
木槿垣
(
もくげがき
)
に取廻して、
昔形気
(
むかしかたぎ
)
の内に
幽
(
ゆか
)
しげに
造成
(
つくりな
)
したる二階建なり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
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(1作品)
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昔氣質
(逆引き)
「あの人だちは、
昔氣質
(
むかしかたぎ
)
で心が穩やかだからですよ。あしこの
老人
(
としより
)
夫婦なんか、そりやノンビリしてゐるの。……此間も、小さい子が居酒屋の飼犬に噛まれて、それが狂犬らしいと云ふのに、苦情も云つてゐないんです。」
水不足
(旧字旧仮名)
/
正宗白鳥
(著)
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(1作品)
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