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手隙
ふりがな文庫
“手隙”の読み方と例文
読み方
割合
てすき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てすき
(逆引き)
翌朝
(
よくあさ
)
は女が膳を運んで来たが、
卒
(
いざ
)
となると何となく
気怯
(
きおく
)
れがして、今は
忙
(
いそが
)
しそうだから、昼の
手隙
(
てすき
)
の時にしよう、という気になる。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
晩方少し
手隙
(
てすき
)
になってから、新吉は
質素
(
じみ
)
な晴れ着を着て、古い鳥打帽を被り、店をお作と小僧とに
托
(
あず
)
けて、和泉屋へ行くと言って
宅
(
うち
)
を出た。
新世帯
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
一日や二日は無事であったが三日目の午後、
手隙
(
てすき
)
を見て例の通り裏の畑の隅の便所の脇で夢中に読んでいると、祖母がいつものように足音を忍ばせながらやって来たらしかった。
何が私をこうさせたか:――獄中手記――
(新字新仮名)
/
金子ふみ子
(著)
手隙(てすき)の例文をもっと
(11作品)
見る
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
隙
常用漢字
中学
部首:⾩
13画
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