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てすき
ふりがな文庫
“てすき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
手隙
73.3%
手漉
6.7%
成程手隙
6.7%
手空
6.7%
手透
6.7%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
手隙
(逆引き)
晩方少し
手隙
(
てすき
)
になってから、新吉は
質素
(
じみ
)
な晴れ着を着て、古い鳥打帽を被り、店をお作と小僧とに
托
(
あず
)
けて、和泉屋へ行くと言って
宅
(
うち
)
を出た。
新世帯
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
てすき(手隙)の例文をもっと
(11作品)
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手漉
(逆引き)
貧乏くさいそれらの仕事は決して小さな働きではありません。
手漉
(
てすき
)
の
業
(
わざ
)
は農村の家庭に行き渡っていて、これが土佐紙の手堅い基礎をなしていると思われます。
手仕事の日本
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
手漉
(
てすき
)
の紙もこの国に見られます。一般に「
宇陀紙
(
うだがみ
)
」の名で聞え、主に傘紙として用いられます。傘紙の需用は今まで和紙の丈夫さを保たせた一つの原因だとも思われます。
手仕事の日本
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
てすき(手漉)の例文をもっと
(1作品)
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成程手隙
(逆引き)
で、言うべき文句迄
拵
(
こしら
)
えて、掻くようにして昼を待っていると、昼が来て、
成程手隙
(
てすき
)
だから、
他
(
ほか
)
の者は遊んでいて
小女
(
ちび
)
が膳を運んで来る。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
てすき(成程手隙)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
手空
(逆引き)
「新規に、お
厩
(
うまや
)
方へ変って来られた、木下藤吉郎様じゃ。あの、
桐畑
(
きりばたけ
)
の空屋敷へ、近いうちお移りになるそうな。——ちょっと、御案内して、お前方の
手空
(
てすき
)
の時、お掃除などしておいてお上げなさい」
新書太閤記:01 第一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
てすき(手空)の例文をもっと
(1作品)
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手透
(逆引き)
「
五分
(
ごふん
)
あれば
間
(
ま
)
にあひませう。」
其處
(
そこ
)
で、
別
(
べつ
)
の
赤帽君
(
あかばうくん
)
の
手透
(
てすき
)
で
居
(
ゐ
)
るのを
一人
(
ひとり
)
頼
(
たの
)
んで、その
分
(
ぶん
)
の
切符
(
きつぷ
)
を
託
(
ことづ
)
けた。
雨ふり
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
てすき(手透)の例文をもっと
(1作品)
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“てすき”の意味
《名詞》
仕事が終わり、手が空くこと。合間。ひま。
《名詞》
紙を機械を使わず手作業で漉くこと。また、その紙。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
てす
てあき