“手漉”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
てす83.3%
てすき16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
例えば手漉(てす)きの紙や、手轆轤(てろくろ)の焼物などが、日本ほど今も盛に作り続けられている国は、他には稀(まれ)ではないかと思われます。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
丈夫な手漉(てす)きの日本紙でこしらえた横封筒に入れられ、倍額の切手をはられた手紙は厚くて、封筒は父の筆蹟であった。
道標 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
貧乏くさいそれらの仕事は決して小さな働きではありません。手漉(てすき)の業(わざ)は農村の家庭に行き渡っていて、これが土佐紙の手堅い基礎をなしていると思われます。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
手漉(てすき)の紙もこの国に見られます。一般に「宇陀紙(うだがみ)」の名で聞え、主に傘紙として用いられます。傘紙の需用は今まで和紙の丈夫さを保たせた一つの原因だとも思われます。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)