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手漉
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てすき
ふりがな文庫
“
手漉
(
てすき
)” の例文
貧乏くさいそれらの仕事は決して小さな働きではありません。
手漉
(
てすき
)
の
業
(
わざ
)
は農村の家庭に行き渡っていて、これが土佐紙の手堅い基礎をなしていると思われます。
手仕事の日本
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
手漉
(
てすき
)
の紙もこの国に見られます。一般に「
宇陀紙
(
うだがみ
)
」の名で聞え、主に傘紙として用いられます。傘紙の需用は今まで和紙の丈夫さを保たせた一つの原因だとも思われます。
手仕事の日本
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
しかし土佐といえば、誰も産物として
手漉
(
てすき
)
の和紙を挙げるでありましょう。「
土佐半紙
(
とさばんし
)
」の名は「
土佐絵
(
とさえ
)
」、「
土佐犬
(
とさいぬ
)
」、「
土佐節
(
とさぶし
)
」などの如く、土佐に
因
(
ちな
)
むものとして広く聞えます。
手仕事の日本
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
漉
漢検準1級
部首:⽔
14画
“手漉”で始まる語句
手漉紙