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毒気
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どっき
ふりがな文庫
“
毒気
(
どっき
)” の例文
旧字:
毒氣
わしは今それについて研究中だが、君が今、歴史を誌した文字に疑を感じるようになったのも、つまりは、君が文字に親しみ過ぎて、その霊の
毒気
(
どっき
)
に
中
(
あた
)
ったためであろう。
文字禍
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
「その代り
訊
(
き
)
きますよ」と断った彼女は、はたして
劈頭
(
へきとう
)
に津田の
毒気
(
どっき
)
を抜いた。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
人を食った言い分で七兵衛もいささか
毒気
(
どっき
)
を抜かれます。
大菩薩峠:08 白根山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
2
漂
(
ただよ
)
う
毒気
(
どっき
)
火星兵団
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
妻君は
毒気
(
どっき
)
を抜かれて口をあける。
野分
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
“毒気”の意味
《名詞》
毒を含んだ気体。毒ガス。
毒性。
悪気。攻撃的な意志。
強烈な個性。
(出典:Wiktionary)
毒
常用漢字
小5
部首:⽏
8画
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
“毒”で始まる語句
毒
毒蛇
毒瓦斯
毒々
毒舌
毒口
毒吐
毒蛾
毒水
毒草