“やまもも”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ヤマモモ
語句割合
楊梅75.0%
山桃12.5%
楊桃12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「おぎんが作った大ももは」と呼び歩く楊梅やまもも売りのことは、前に書いたことがあるから略する。
物売りの声 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
これは山桃やまもも鉢植はちうえを後ろに苦い顔をしていたペップの言葉です。僕はもちろん不快を感じました。
河童 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
四國あたりにはこの楊桃やまももはめづらしくないともいふが、初めての私なぞには仙人でも食ふ木の實か何かのやうに思はれた。すくなくも十年のよはひは延びる。
山陰土産 (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)