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『物売りの声』
ふりがな文庫
『
物売りの声
(
ものうりのこえ
)
』
毎朝床の中でうとうとしながら聞く豆腐屋のラッパの音がこのごろ少し様子が変わったようである。もとは、「ポーピーポー」というふうに、中に一つ長三度くらい高い音をはさんで、それがどうかすると「起きろ、オーキーロー」と聞こえたものであるが、近ごろは …
著者
寺田寅彦
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「文学」1935(昭和10)年5月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約11分(500文字/分)
朗読目安時間
約18分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
分
(
ぶ
)
上下
(
かみしも
)
尻下
(
しりさ
)
烏丸
(
からすまる
)
革鞄
(
かわかばん
)
糯米
(
もちごめ
)
鯉
(
こい
)
胸痞
(
むねつか
)
荒繩
(
あらなわ
)
蓑虫
(
みのむし
)
襤褸
(
ぼろ
)
賭博
(
とばく
)
跛
(
びっこ
)
辻占
(
つじうら
)
銀
(
ぎん
)
靴
(
くつ
)
頬
(
ほお
)
餅
(
もち
)
餡入
(
あんい
)
七味
(
しちみ
)
竿竹
(
さおだけ
)
畏怖
(
いふ
)
界隈
(
かいわい
)
牡蠣
(
かき
)
深川
(
ふかがわ
)
楊梅
(
やまもも
)
栗
(
くり
)
本郷
(
ほんごう
)
揺曳
(
ようえい
)
扁平
(
へんぺい
)
徳島
(
とくしま
)
山
(
やま
)
尻
(
しり
)
咽喉
(
のど
)
低音
(
バス
)