“鉢植”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はちう48.1%
はちうえ44.4%
はちうゑ7.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しんぱくは、人間にんげんえらいとおもいました。ここへくるひとたちは、だれでも、この鉢植はちうえのまえあしをとめて、感心かんしんして、ながめました。
しんぱくの話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
バビロン新道の宿でもその日は鉢植はちうえの菊などを用意し、主婦かみさんや少年のエドワアルが墓参りのために近くにある村の方へ出掛けようとしていた。
新生 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
鉄斎翁はそれを聞くと、早速扇子に鉢植はちうゑの蘭を書いてくれた。よくよく相手が気に入つたと見えて、いつもよりは蘭の花を一つ沢山にき添へてゐた。