“黒蠅”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くろばい50.0%
くろばえ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
第一号という檻の中にバタバタ飛翔しているからすぐらいの大きさの黒い鳥——と思ったのが目の誤りで、よくよく見ると身体の形やはねあしの様子から知れるとおり、それは黒蠅くろばいだった。
地球盗難 (新字新仮名) / 海野十三(著)
角をつながれたまま、頭はじっと動かさずに、彼は腹にしわを寄せ、尻尾しっぽでものげに黒蠅くろばえを追いながら、女中がほうきを手に持ったまま居眠りをしているように
博物誌 (新字新仮名) / ジュール・ルナール(著)