“辛口”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
カラグヂ50.0%
セツク50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ワガフたつてゴト好ギだテハデれダ夫婦フフだネ。十年も死んだオドサ義理立デデ、この上なに辛口カラグヂきガれるゴドアあるベナせ。はいホロゲ、ンガめしの上のはいホロゲ、はゝゝゝゝゝ。
地方主義篇:(散文詩) (旧字旧仮名) / 福士幸次郎(著)
フン! 他人フト辛口カラグヂきグシマネ自分のめしの上のハイホロガネガ。十年も後家立デデ、彼方アヂ阿母オガだの此方コヂ阿母オガだのガラ姦男マオドコしたの、オドゴトたド抗議ボコまれデ、年ガラ年中きもガヘデだエ何なるバ。
地方主義篇:(散文詩) (旧字旧仮名) / 福士幸次郎(著)
唯僅かに菊正宗に雁行するものは、辛口セツクな最上の白葡萄酒の中に罕に存するのみである。されば、僕の『飲めればよし』の『飲めれば』は『此酒こいつは飲める』といふ意味の『飲めればよし』なのである。
書狼書豚 (新字旧仮名) / 辰野隆(著)