“馬蠅”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うまばえ77.8%
うまばへ11.1%
むまばえ11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
傷口もかわいて居ったようでございます。おまけにそこには、馬蠅うまばえが一匹、わたしの足音も聞えないように、べったり食いついて居りましたっけ。
藪の中 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
傷口きずぐちかわいてつたやうでございます。おまけに其處そこには、馬蠅うまばへが一ぴき、わたしの足音あしおときこえないやうに、べつたりひついてりましたつけ。
藪の中 (旧字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
久「えゝ、あぶ馬蠅むまばえ屁放虫へっぴりむし
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)