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蜀
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しよく
ふりがな文庫
“
蜀
(
しよく
)” の例文
それによりますと、
漢
(
かん
)
の
初
(
はじ
)
め
頃
(
ごろ
)
支那
(
しな
)
の
南方
(
なんぽう
)
蜀
(
しよく
)
といふ
遠
(
とほ
)
い
地方
(
ちほう
)
で、
作
(
つく
)
つたものであることがわかるのであります。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
隴
(
ろう
)
を
得
(
え
)
て
蜀
(
しよく
)
を
望
(
のぞ
)
むは
夫
(
そ
)
れ
人情
(
にんじやう
)
の
常
(
つね
)
なるかも、
百
(
ひやく
)
に
至
(
いた
)
れば
千
(
せん
)
をと
願
(
ねが
)
ひ
千
(
せん
)
にいたれば
又
(
また
)
萬
(
まん
)
をと
諸願
(
しよぐわん
)
休
(
やす
)
む
時
(
とき
)
なければ
心
(
こゝろ
)
常
(
つね
)
に
安
(
やす
)
からず、つら/\
思
(
おも
)
へば
無一物
(
むいちぶつ
)
ほど
氣樂
(
きらく
)
なるはあらざるべし
別れ霜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
唐土
(
もろこし
)
蜀
(
しよく
)
の
峨眉山
(
がびさん
)
には夏も
積雪
(
つもりたるゆき
)
あり。其雪の
中
(
なか
)
に
雪蛆
(
せつじよ
)
といふ虫ある事
山海経
(
さんがいきやう
)
に見えたり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
「鮒の雀燒を喰ふと、また雀の鮒燒きが喰ひたくなつた。
隴
(
ろう
)
を得て
蜀
(
しよく
)
……」
ごりがん
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
「ここさ。こゝの骨さ、叛骨といふのは……」大森氏は扇の端で一寸
髑髏
(
しやれかうべ
)
の
後部
(
うしろ
)
を
突
(
つゝ
)
ついた。「むかし
蜀
(
しよく
)
の曹操が関羽の頭を見て、
此奴
(
こいつ
)
は叛骨が飛び出しているから
叛反
(
むほん
)
をすると言つた……」
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
▼ もっと見る
蜀
(
しよく
)
また
倣
(
なら
)
う
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
蛾眉山
(
がびさん
)
のある
蜀
(
しよく
)
の
地
(
ち
)
は都を
去
(
さ
)
る事
遠
(
とほ
)
き
僻境
(
へききやう
)
なり。
推量
(
すゐりやう
)
するに、
田舎
(
ゐなか
)
の
標準
(
みちしるべ
)
なれば
学者
(
がくしや
)
の
書
(
かき
)
しにもあるべからず、
俗子
(
ぞくし
)
の筆なるべし。されば
我
(
わが
)
今の
俗
(
ぞく
)
竹を※と
亻
(
にんべん
)
に
誤
(
あやまる
)
の
類
(
るゐ
)
か、
猶
(
なほ
)
博識
(
はくしき
)
の
説
(
せつ
)
を
俟
(
ま
)
つ。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
蛾眉山
(
がびさん
)
のある
蜀
(
しよく
)
の
地
(
ち
)
は都を
去
(
さ
)
る事
遠
(
とほ
)
き
僻境
(
へききやう
)
なり。
推量
(
すゐりやう
)
するに、
田舎
(
ゐなか
)
の
標準
(
みちしるべ
)
なれば
学者
(
がくしや
)
の
書
(
かき
)
しにもあるべからず、
俗子
(
ぞくし
)
の筆なるべし。されば
我
(
わが
)
今の
俗
(
ぞく
)
竹を※と
亻
(
にんべん
)
に
誤
(
あやまる
)
の
類
(
るゐ
)
か、
猶
(
なほ
)
博識
(
はくしき
)
の
説
(
せつ
)
を
俟
(
ま
)
つ。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
“蜀(
蜀漢
)”の解説
蜀漢(しょくかん/しょっかん、221年 - 263年)は、中国の三国時代に劉備が巴蜀の地(益州、現在の四川省・湖北省一帯および雲南省の一部)に建てた国。
歴史上、蜀の地に割拠した王朝は多数あるが、王朝を指して「蜀」と言った場合、多くは蜀漢を指す。
(出典:Wikipedia)
蜀
漢検1級
部首:⾍
13画
“蜀”を含む語句
玉蜀黍
黄蜀葵
蜀江
蜀紅
蜀葵
蜀山
望蜀
蜀道
紅蜀葵
蜀錦
蜀山人
唐蜀黍
蜀黍
巴蜀
蜀魂
望蜀生
蜀紅錦
蜀江錦
西蜀
蜀川
...