“叛反”の読み方と例文
読み方割合
むほん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
叛反むほんにも色々ある。男爵になりたいのも、金持の檀家が欲しいのも、実際叛反むほんには相違ないのだから。
「ここさ。こゝの骨さ、叛骨といふのは……」大森氏は扇の端で一寸髑髏しやれかうべ後部うしろつゝついた。「むかししよくの曹操が関羽の頭を見て、此奴こいつは叛骨が飛び出しているから叛反むほんをすると言つた……」
「へえ、そのかた矢張やつぱ叛反むほんをおしやした。争はれんもんどすなあ。」