“叛乱”の読み方と例文
読み方割合
はんらん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「予、さきに、天子に奏して、汝を冀北きほく大将軍に封じ、よく河北の治安を申しつけあるに、みずから、叛乱はんらんの兵をうごかすは、そも、何事か」
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ときに応じて本来の建物に増築がほどこされ、大改造もおこなわれた。戦争や叛乱はんらんのあいだには塔や胸壁が築かれ、平和なときには翼が建てられた。
より多く策師的であったことは十六の美少年を利用してほぼ全島的な叛乱はんらんへ持って行った謀略の数々で想像される。
安吾史譚:01 天草四郎 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)