“峨眉山”の読み方と例文
読み方割合
がびさん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
太上老君たいじょうろうくん八卦炉はっけろ中に焼殺されかかったときも、銀角大王の泰山たいざん圧頂の法にうて、泰山・須弥山しゅみせん峨眉山がびさんの三山の下につぶされそうになったときも
広額こうがく濶面かつめん、唇はたんのようで、眉は峨眉山がびさんの半月のごとく高くして鋭い。熊腰ゆうようにして虎態こたい、いわゆる威あってたけからず、見るからに大人の風を備えている。
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
暫くはさすがの峨眉山がびさんも、くつがへるかと思ふ位でしたが、その内に耳をもつんざく程、大きな雷鳴がとどろいたと思ふと、空に渦巻いた黒雲の中から、まつ赤な一本の火柱が
杜子春 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)