安吾史譚あんごしたん05 勝夢酔05 かつむすい
勝海舟の明治二十年、ちょうど鹿鳴館時代の建白書の一節に次のようなのがある。 「国内にたくさんの鉄道をしくのは人民の便利だけでなくそれ自体が軍備でもある。多く人を徴兵する代りに、鉄道敷設に費用をかけなさい」 卓見ですね。当時六十五のオジイサン …
題名が同じ作品
安吾史譚:01 天草四郎 (新字新仮名)坂口安吾 (著)
安吾史譚:02 道鏡童子 (新字新仮名)坂口安吾 (著)