“水原”の読み方と例文
読み方割合
すいばら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼の兄が信州や越後水原すいばらなどの代官をやっていたので、兄について巡見に行って納米のうまいの割当をやったから、百姓についても知識を持ったし
安吾史譚:05 勝夢酔 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)
山口和は越後水原すいばらの人で、広く諸国を遊歴したのであるが、その旅行の記事を見るときは、諸方で見聞した算題をも記しているが、また歌や俳句などをも盛んに記入している。
芸術と数学及び科学 (新字新仮名) / 三上義夫(著)
支配ガ大兄ノ支配シタ越後水原すいばらニナッタカラ、国ノ風俗人気ノコトヲ聞クカラ、オレガモト行ッタ時ノ様子ヲハナシテ勤向キノコトモ、アラアラシカッタコトハはなシテヤッタ。
大菩薩峠:40 山科の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)