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首桶
ふりがな文庫
“首桶”の読み方と例文
読み方
割合
くびおけ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くびおけ
(逆引き)
家康は
本多佐渡守正純
(
ほんださどのかみまさずみ
)
に命じ、直之の首を実検しようとした。正純は次ぎの
間
(
ま
)
に退いて静に
首桶
(
くびおけ
)
の
蓋
(
ふた
)
をとり、直之の首を内見した。
古千屋
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
なぜなら、まもなく、たくさんな僧侶がここに立って、読経をあげ、首はていねいに
首桶
(
くびおけ
)
に処理して、近くの真光寺の内へ
捧
(
ささ
)
げて行ってしまったからだ。
私本太平記:12 湊川帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
するとお供の者がかねて江戸を出発する時から用意してきた
首桶
(
くびおけ
)
を静々と持って現れる。夢酔が
差料
(
さしりょう
)
をとって
安吾史譚:05 勝夢酔
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
首桶(くびおけ)の例文をもっと
(8作品)
見る
首
常用漢字
小2
部首:⾸
9画
桶
漢検準1級
部首:⽊
11画
“首”で始まる語句
首
首肯
首尾
首級
首途
首領
首垂
首魁
首筋
首縊
“首桶”のふりがなが多い著者
島崎藤村
吉川英治
泉鏡花
芥川竜之介
坂口安吾