国史上「威風高き女性」をもとめると数は多いが、私は高野天皇の威風が好きである。高野天皇は孝謙天皇のこと。孝謙天皇は重祚して称徳天皇とも申し、道鏡との関係は称徳天皇と称して後のことであるが、一人の天皇を孝謙とよび称徳とよぶのはわずらわしいから …
著者 | 坂口安吾 |
ジャンル | 文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆 |
初出 | 「オール読物 第七巻第二号」1952(昭和27)年2月1日 |
文字種別 | 新字新仮名 |
読書目安時間 | 約27分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約45分(300文字/分) |
作品に特徴的な語句
慈
全
具
大臣
安宿
即
復奏
大連
奴
百川
甚
神流
自惚
重祚
法体
為人
殆
橘
物部
桓武
朕
義淵
皇胤
礎
秀
愍
蘇我
蛇足
詔
諫
謀
閃
頻
差許
下野
仕業
先鋒
叡智
大市
大炊
太夫
妄語
嫡流
孕
寵
曰
希
弓削
彼方
後嗣
後楯
忽
恵美
一途
押勝
拘
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