“大連”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
だいれん45.5%
たいれん39.4%
おおむらじ12.1%
おほむらじ3.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
奇術師になった三人は、多くの荷物を持って、大連だいれんから船で、山海関さんかいかんに渡りました。山海関から先は、奇術をやりながら行くのです。
金の目銀の目 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
例の船の用事よ。大連たいれん通いの……うんうん……あの一件さ。飛行機モリスファルマンが二台無事に通れあ後はいくらでもだ……。ほかに変りはないね。
暗黒公使 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
かくのごとき祭事まつりごとがいかにして政治まつりごとに変わって来たか。ここに我々はいわゆる「大臣おおおみ大連おおむらじ」の意義が見いだされはしないかと思う。
日本精神史研究 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
かれ物部もののべ荒甲あらかひ大連おほむらじ大伴おほとも金村かなむらの連二人を遣はして、石井を殺らしめたまひき。