“マド”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:まど
語句割合
27.3%
27.3%
18.2%
9.1%
船窓9.1%
車窓9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あなた達の偸安のマドを開け放つてはいけない
街のシルヱット (新字旧仮名) / 山口芳光(著)
イソ上布留カミフルの命は、嫋女タワヤメマドひによりて、馬じもの縄とりつけ、鹿シヽじもの弓矢カクみて、大君の命畏み、天サカ鄙辺ヒナベ退マカる。ふるごろも真土マツチの山ゆ帰り来ぬかも(万葉集巻六)
相聞の発達 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
何時見ても、大師タイシは、微塵ミヂン曇りのない、マドかな相好サウガウである。其に、ふるまひのおほどかなこと。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
何時イツ見ても、大師タイシは、微塵ミヂン曇りのない、マドかな相好サウガウである。ソレに、ふるまひのおほどかなこと。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
ぽうつと明り立つと、幾重にも隈の畳まつた、大きなマドかな光明になる。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
船窓マドから二つ、をとことをなごの顔である
其中日記:06 (六) (新字旧仮名) / 種田山頭火(著)
車窓マドから、妹の家は若葉してゐる
行乞記:03 (二) (新字旧仮名) / 種田山頭火(著)