“大師”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
だいし80.0%
タイシ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
夜食後に四角なのを三角に切って、皆で分けて食べましたが、お父様は、「おれは川崎の大師だいしで食べた事があるよ。そこが本家だといっていた。」
鴎外の思い出 (新字新仮名) / 小金井喜美子(著)
旧十一月二十三日夜の国巡くにめぐりに、大師だいしさんが石臼の目を切ってあるかれるという伝説が、現在どの範囲にまだ残り伝わっているかということである。
年中行事覚書 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
兄御を、帥の殿に落しておいて、御自身はのり越して、内相の、大師タイシの、とおなりのぼりの御心持ちは、どうあらうなう——。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
兄御を、帥の殿に落しておいて、御自身はのり越して、内相の、大師タイシの、とおなりのぼりの御心持ちは、どうあらうなう——。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)