“だいし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
大師66.7%
大姉22.2%
太師5.6%
臺紙5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
旧十一月二十三日夜の国巡(くにめぐ)りに、大師(だいし)さんが石臼の目を切ってあるかれるという伝説が、現在どの範囲にまだ残り伝わっているかということである。
年中行事覚書 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
八年七月二十九日には祖父伊兵衛の妻が歿した。法諡(ほうし)を臨照院相誉迎月大姉(だいし)と云う。子之助が四歳の時である。十一年には父の友楚満人(そまびと)が狂訓亭春水と号した。子之助が七歳の時である。
細木香以 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
彼は、都の太師(だいし)(太政大臣)蔡京(さいけい)閣下の女婿(にょせい)であり、この北京(ほっけい)では、軍権、民政、その一手にゆだねられている留守司の重職なので、その羽振りのよさは、言をまたない。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
次の朝、スキャチャード先生は、臺紙(だいし)の一片(ぺん)に目立つた字體で「不精者(ぶしやうもの)」といふ言葉を書きつけて、お護符(まもり)かなんぞのやうにヘレンの廣い、やさしい、怜悧(れいり)な、おとなしい額(ひたひ)に結びつけた。