“太師”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たいし50.0%
だいし50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
景隆が大軍功無くして、退いて徳州とくしゅうに屯す。黄子澄そのはいを奏せざるをもって、十二月に至ってかえって景隆に太子たいし太師たいしを加う。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
彼は、都の太師だいし(太政大臣)蔡京さいけい閣下の女婿にょせいであり、この北京ほっけいでは、軍権、民政、その一手にゆだねられている留守司の重職なので、その羽振りのよさは、言をまたない。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)