“八疊”のいろいろな読み方と例文
新字:八畳
読み方割合
はちでふ88.9%
はちじよう11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
別莊べつさうはずつとおく樹深きぶかなかつてるのを、わたしこゝろづもりにつてる。總二階そうにかい十疊じふでふ八疊はちでふ𢌞まはえんで、階下かいか七間なゝままでかぞへてひろい。
鳥影 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
はてな、じつとくと、ちひさなあさがみしもでもさうだ、とおもふうち、八疊はちでふに、わたしうへあたりで、ひつそりとなる。
木菟俗見 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
いまかりにその根元ねもとからつたぐちたゝみいてみるとしますと六十九疊ろくじゆうくじようけますから、けっきよく、八疊はちじよう座敷ざしきやつつと、五疊ごじよう部屋へやひとつとれる勘定かんじようになります。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)