“蠱”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
まじ36.4%
まど18.2%
9.1%
まじな9.1%
まじなひ9.1%
まどわ9.1%
むしば9.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“蠱”を含む作品のジャンル比率
文学 > ドイツ文学 > 戯曲25.0%
文学 > 日本文学 > 詩歌0.6%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
微かなまじを己達の足の周囲まわりに引くらしい。
まじの露。——いざ諸共にしてあらなむ。
有明集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
——僕は——ね、楢原氏や久能氏がダンスするだろう。あの素晴らしい光景をみているうちにすっかり踊子のもつ魅惑にまどわされてしまったのだ。
職業婦人気質 (新字新仮名) / 吉行エイスケ(著)
はなまどはすわざならん
孔雀船 (旧字旧仮名) / 伊良子清白(著)
呪えども、憎めども、彼女が、不思議な恋のじの環を、どうしても抜けることが出来ぬうちに、大喜利おおぎりも幕になった。
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)
「よしんば居りましたところで、決してお目通りへ出て来るやうな事はございません。御覧遊ばせ、あれ、あのやうに生きた奴を一匹針で壁にとめて、虫よけのまじなひが致してございますから。」
鑑札のない女たちも、新貨幣のおかげで夜の脇腹わきっぱらから彼女のまどわしい横顔を藍色の夜にあらわした。
大阪万華鏡 (新字新仮名) / 吉行エイスケ(著)
君のいう通りで戦場からの快報で国民は有頂天だ。しかし、だからこそわしは戦勝って凱歌を奏すあかつきのことを心配するのだ。現在こそ国民の心が外敵にむいて一致しているが、また形の上では国に力がついて来ているが、精神の上立憲では昨日までのめちゃくちゃ主義のためにむしばまれているから、これを反省せずに凱歌をあげた結果は上も下も高慢になり不遜になって、かえって国の維持が覚束ないことになると憂えるのだ。
渡良瀬川 (新字新仮名) / 大鹿卓(著)