まじ)” の例文
微かなまじを己達の足の周囲まわりに引くらしい。
まじの露。——いざ諸共にしてあらなむ。
有明集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
まじ眞名井まなゐむやら。
白羊宮 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫薄田淳介(著)
浪頭なみがしらまじの羽とぞ飜る。
有明集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
うそおとしたまじ
白羊宮 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫薄田淳介(著)
まじ眞珠またま透影すいかげか。
有明集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
やまおうなまじものに
白羊宮 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫薄田淳介(著)
惡の神まじわざに
泣菫詩抄 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫(著)
まじの衣ぬぎ捨に
泣菫詩抄 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫(著)