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迷
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まど
云わば我々
陰陽の道にたずさわる者は、そう云う
迷える魂を、
現の正道に引戻してやろうと云うわけなのだ。
秋山の
黄葉を
茂み
迷はせる
妹を
求めむ
山道知らずも 〔巻二・二〇八〕 柿本人麿
鄒公瑾等十八人、殿前に
於て
李景隆を
殴って
幾ど死せしむるに至りしも、
亦益無きのみ。帝、
金川門の
守を失いしを知りて、天を仰いで
長吁し、東西に走り
迷いて、自殺せんとしたもう。
女はみな
吁といひてうつぶして
愕然迷ひ、男はみな立あがりておどろきけり。
秋山の
黄葉を
茂み
迷はせる
妹を求めむ
山路知らずも
ただ
茫然と、
迷はしき「愛」の
衢にひとり立つ。
美しく、恐ろしく又心
迷はする指は動きぬ。
葉もなき花の
白妙は
雪間がくれに
迷はしく
如何にして
秤皿にも載せがたきこの大象の重さを知り得んと答へ
迷ひけるが、
彼大臣はまた父に問ひ尋ぬるに、そは
易きことなり、象をば船に打乗せて水の船を
没すところに
印をつけ置き
葉もなき花の
白妙は雪間がくれに
迷はしく