“迷迭香”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ローズ・メリー33.3%
まんねんくわう33.3%
まんねんらふ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
迷迭香ローズ・メリーでも——と云って、その次に、それでも百合の花フルール・ド・ルスでもどっちでもいいのだけれど、きっと凋んでしまうだろう——と云った。
オフェリヤ殺し (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
こんしてじゅなるはかならずしも良縁りゃうゑんならず、こんして夭折えうせつす、かへって良縁りゃうえん。さ、なみだかわかして、迷迭香まんねんくわう死骸なきがらはさましゃれ。そして習慣通ならはしどほり、いっ晴衣はれぎせて、教會けうくわいおくらっしゃれ。
岩石のはざまよりは、青き迷迭香まんねんらふ(ロスマリヌス)、赤き紫羅欄花あらせいとうなどのぼりたるが、そのいたゞきにはチウダレイクスが廢城の殘壁ありて、猶巍々ぎゞとして雲をしのげり。