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金川門
建文帝は
如何にせしぞや。伝えて
曰く、
金川門の
守を失うや、帝自殺せんとす。
翰林院編修程済白す、
出亡したまわんには
如かじと。
少監王鉞跪いて進みて
白す。
金川門守を失いて、帝みずから
大内を
焚きたもうに当り、孝孺
伍雲等の
為に
執えられて獄に下さる。
金川門に至る。
谷王橞と
李景隆と、金川門を守る。燕兵至るに及んで、
遂に門を開いて降る。
魏国公徐輝祖屈せず、師を率いて迎え戦う。
克つ
能わず。朝廷文武皆
倶に降って燕王を迎う。