“迷夢”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
めいむ75.0%
まよい25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「おい、黒馬博士。君は学者のくせに、いつまで、迷夢めいむから覚めないのか。君は、この暗黒世界のことを、何だと考えているのか」
地球要塞 (新字新仮名) / 海野十三(著)
もはや、ゆうべのたわ言は、ことごとく自己の迷夢めいむとわかりました。いかなる辛苦も辞しません。何とぞ、おそばにおいて、先生のお草鞋わらじなりと結ばせてください。……おねがいいたしまする
剣の四君子:05 小野忠明 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
いかなるおしえしんじても産土うぶすなかみ司配しはいけることにかわりはないが、ただほとけすくいをしんってるものは、その迷夢まよいめるまで、しばらく仏教ぶっきょう僧侶そうりょなどに監督かんとくまかせることもある。