“めいむ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
迷霧57.1%
迷夢42.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
真に迷霧めいむが覚めるのは肉の眼が閉ずる時、換言すれば、地上生活が終りを告げる時で、そこで初めて地上の教会、地上の神学の偽瞞に気がつき、大至急訂正を試みることになるのである。
迷霧めいむ
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
いまこそ迷夢めいむがさめたであろう、わしのような少年ですら、甲斐源氏かいげんじおこさんものと、ひたすら心をくだいているのに、いかにとはいえ、二十四将の一人に数えられ、武田家たけだけ血統ちすじでもある其許そこもと
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)