トップ
>
迷霧
>
めいむ
ふりがな文庫
“
迷霧
(
めいむ
)” の例文
「さ。そこでござります、神の如きご眼力で、何とかこの
迷霧
(
めいむ
)
のうちから一活路を見出すご思案を仰げないものでござりましょうか」
牢獄の花嫁
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
其傍に
光輝
(
こうき
)
燦爛
(
さんらん
)
たるものあるを
見
(
み
)
しものありと、此等の
迷霧
(
めいむ
)
を
霽
(
はら
)
さしめんとの
志
(
こころざし
)
は一行の胸中に
勃然
(
ぼつぜん
)
たり、
此挙
(
このきよ
)
や数年前より
県庁内
(
けんちやうない
)
に於て
行
(
おこな
)
はんとの
議
(
ぎ
)
ありしも
常
(
つね
)
に
其機
(
そのき
)
を得ず
利根水源探検紀行
(新字旧仮名)
/
渡辺千吉郎
(著)
真に
迷霧
(
めいむ
)
が覚めるのは肉の眼が閉ずる時、換言すれば、地上生活が終りを告げる時で、そこで初めて地上の教会、地上の神学の偽瞞に気がつき、大至急訂正を試みることになるのである。
霊訓
(新字新仮名)
/
ウィリアム・ステイントン・モーゼス
(著)
迷霧
(
めいむ
)
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
迷
常用漢字
小5
部首:⾡
9画
霧
常用漢字
中学
部首:⾬
19画
“迷”で始まる語句
迷
迷惑
迷児
迷子
迷信
迷妄
迷宮
迷路
迷子札
迷兒