“議”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はか56.5%
21.7%
こと4.3%
たばかり4.3%
はからひ4.3%
コトバカリ4.3%
ハカ4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ここに八百萬の神共にはかりて、速須佐の男の命に千座ちくら置戸おきどを負せ二一、またひげと手足の爪とを切り、祓へしめて、神逐かむやらひ逐ひき。
此日一行は沼田ぬまたより湯檜會に着し、夜大に会議をひらきて進路しんろす、議二派にわかる、一は国境論こくけうろんにして一は水源論すゐげんろんなり
利根水源探検紀行 (新字旧仮名) / 渡辺千吉郎(著)
令史れいし堂前だうぜんまくなか潛伏せんぷくしてつ。二更にかういたりて、つまれいごとでむとして、フトこしもとうていはく、なにつてのあたりにいきたるひとあるや。これをくににては人臭ひとくさいぞとことなり。
唐模様 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
「我、汝が命のために、善きたばかりせむ」といひて、すなはちなし勝間かつまの小船を造りて、その船に載せまつりて、教へてまをさく、「我、この船を押し流さば、ややしましいでまさば、御路みちあらむ。 ...
いと多きはからひうながされてかの福なるかたち翼を動かし、また我はわが目を擧げたり 九四—九六
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
爾に塩椎神、我汝命の為めに、善きコトバカリせんと云いて、即ち無間勝間マナシカツマ之小船を造りて、其船に載せまつりて教えけらく、我此船を押し流さば、稍暫し出でませ。うまし途あらん。
比較神話学 (新字新仮名) / 高木敏雄(著)
笹葉にうつや霰の たし/″\にねてむ後は、人ハカゆとも(允恭記)
日本文章の発想法の起り (新字旧仮名) / 折口信夫(著)