“二更”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
にこう82.4%
にかう11.8%
よつ5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なかよく連れだってぶらりぶらり八丁堀はっちょうぼりのお組屋敷へ帰りついたのが、かれこれもう夜も二更にこうに近い五ツ下がり刻限でした。
突當つきあたりのまつなかやしきく、……つねさんのうちおもふにも、あたかとき二更にかうかねおとかすか
霰ふる (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
り世間も何だか騷々さう/″\しく本もよんでも身に成ませねば二更よつでも打て親父が寢てからそつと忍んでゆき御本ごほん
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)