“岐阜提灯”のいろいろな読み方と例文
旧字:岐阜提燈
読み方割合
ぎふぢょうちん50.0%
ぎふぢやうちん28.6%
ぎふちょうちん14.3%
ぎふちやうちん7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
美濃の都は岐阜ぎふであります。鵜飼うかいで有名な長良ながら川のほとりに在る町であります。この都の名にちなんだものでは、誰も岐阜提灯ぎふぢょうちんのことが想い浮ぶでありましょう。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
先生は、警抜な一章を読み了る毎に、黄いろい布表紙の本を、膝の上へ置いて、ヴエランダに吊してある岐阜提灯ぎふぢやうちんの方を、漫然と一瞥いちべつする。
手巾 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
一様に軒先の切子燈籠きりこどうろうとなり、さらに転じては岐阜提灯ぎふちょうちんの水色となって、おまけに夏の半ばには引っ込めてしまうゆえに、いわゆる秋のあわれまでが
雪国の春 (新字新仮名) / 柳田国男(著)