岐阜提灯ぎふちょうちん)” の例文
旧字:岐阜提燈
一様に軒先の切子燈籠きりこどうろうとなり、さらに転じては岐阜提灯ぎふちょうちんの水色となって、おまけに夏の半ばには引っ込めてしまうゆえに、いわゆる秋のあわれまでが
雪国の春 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
それは岐阜提灯ぎふちょうちんや絹ハンケチが商品であると同じような意味において商品である。その一つの証拠にはどこのデパートメント・ストアーでもちゃんと書籍部というのが設けられている。
読書の今昔 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)