“ぎふぢやうちん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
岐阜提灯80.0%
岐阜堤燈20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三間間口の店で、半分は大戸を下ろしてありますが、店の灯の屆かないところに、岐阜提灯ぎふぢやうちんをブラさげて、その上に月があるのですから、縁臺碁に不自由はありません。
中二階ちうにかい六疊ろくでふなかにはさんで、梯子段はしごだんわかれて二階にかい二間ふたま八疊はちでふ十疊じふでふ——ざつとこの間取まどりで、なかんづくその中二階ちうにかいあをすだれに、むらさきふさのしつとりした岐阜提灯ぎふぢやうちん淺葱あさぎにすくのに
深川浅景 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
岐阜堤燈ぎふぢやうちんのかげうつる茶屋のうしろのながし湯の
東京景物詩及其他 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)