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ぎふぢょうちん
ふりがな文庫
“ぎふぢょうちん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
岐阜提灯
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
岐阜提灯
(逆引き)
二人で話している縁側の上に、中老の品のいい
細君
(
さいくん
)
は、
岐阜提灯
(
ぎふぢょうちん
)
をつるしてくれた。
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
風鈴
(
ふうりん
)
の
音
(
ね
)
は
頻
(
しき
)
りに動いて座敷の
岐阜提灯
(
ぎふぢょうちん
)
に
灯
(
ひ
)
がつくと、門外の
往来
(
おうらい
)
には花やかな軽い
下駄
(
げた
)
の音、女の子の笑う声、書生の詩吟やハーモニカが聞こえ、
何処
(
どこ
)
か遠い処で花火のような
響
(
ひびき
)
もします。
監獄署の裏
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
ほどよい位置に
吊
(
つる
)
された
岐阜提灯
(
ぎふぢょうちん
)
は
涼
(
すず
)
しげな光りを放っている。
太郎坊
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
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