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窗
ふりがな文庫
“窗”の読み方と例文
読み方
割合
まど
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まど
(逆引き)
いづれの家にても雪は家よりも
高
(
たかき
)
ゆゑ、春を
迎
(
むかふ
)
る時にいたればこゝろよく
日光
(
ひのひかり
)
を引んために、
明
(
あかし
)
をとる処の
窗
(
まど
)
に
遮
(
さへぎ
)
る雪を他処へ
取除
(
とりのく
)
るなり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
まだ十二時前なのに
河岸通
(
かしどおり
)
から横町一帯しんとして、君香の借りている二階の
窗
(
まど
)
も、下の格子戸も雨戸がしまっています。
あぢさゐ
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
長い陰気なこのごろの雨の日の毎日毎日に、彼の沈んだ心の
窗
(
まど
)
である彼の
瞳
(
ひとみ
)
を、人生の
憂悶
(
いうもん
)
からそむけて外側の方へ向ける度毎に、彼の瞳に映つて来るのはその丘であつた。
田園の憂欝:或は病める薔薇
(新字旧仮名)
/
佐藤春夫
(著)
窗(まど)の例文をもっと
(8作品)
見る
窗
部首:⽳
12画
“窗”の類義語
窓
“窗”のふりがなが多い著者
鈴木牧之
山東京山
大手拓次
木下杢太郎
永井荷風
佐藤春夫
中原中也