獄窓まど)” の例文
日溜りの広きにすずめ降り来しが惜し気なく去ぬるを獄窓まどに視てをり
遺愛集:02 遺愛集 (新字新仮名) / 島秋人(著)
自愛するひと日に足りて寄り添へる獄窓まどの洩れ陽をまぶしみてをり
遺愛集:02 遺愛集 (新字新仮名) / 島秋人(著)
明けやらぬ獄窓まどに来たりて朝顔のひそかに咲くを見つめてゐたり
遺愛集:02 遺愛集 (新字新仮名) / 島秋人(著)